若年性歯周炎（若年性歯周病）
若年性歯周炎（若年性歯周病）とは
若年性歯周炎の定義は、様々な言い方がありますが、ここでは20代から30代の歯周病と定義して記載します。若年性歯周炎は、40歳前後で発症することが多い歯周病にもかかわらず、20代前半から歯周病になってしまう病気で、その若さから発症した場合は若年性歯周病の可能性が高いと思われます。一般的な歯周病は40代からで比較的症状の進行がゆっくりに対し、若年性歯周病は進行が早いことが特徴です。
前歯に症状が出てきて、奥歯には症状がみられない場合は、若年性歯周病の可能性がありますので自分で判断せずに、歯医者にすぐ行くことが必要です。若年性の場合、一般的な歯周病の治療方法と違います。歯ブラシのブラッシングや市販の歯周病薬では効かないのでおかしいなと思ったらすぐに歯医者に行きましょう。
若年性歯周炎でなくても
若年性歯周炎でなくても、彼女にくさい、自分も気になるなど、口臭などがある場合は、原因の多くは歯周炎に起因している場合があります。
若くなくても・・・
実際には日本人の成人の約80％が歯周病（歯肉炎or歯周炎）にかかっていると言われています。歯周病の初期段階では自覚症状にほとんど気付いていない方が多く、このような病気なのですから、気になる前に定期的に歯医者に検診や、歯垢除去で歯垢（プラーク）を溜めないように心がけることがとても重要です。歯を失うのは、虫歯よりも歯周病で失うほうが多いと言われております。
